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デールカーネーギーの「人を動かす」を読んで、ほんとに人は動くのか

対人関係の名著といわれるデールカーネギーの「人を動かす」を久々に読みました。

 

あらためて読むと、ほんとに大事なことが書いてあるなと、しみじみ。

 

 

一番大事な人を動かす3原則というものがあります。

その3原則とは、

盗人にも五分の理を認める

重要感を持たせる

人の立場に身を置く

です。

 

 

盗人にも五分の理を認める

アメリカである凶悪な犯罪を起こした人が「自分は全然悪いことをしてない。自分は被害者だ」と思っていたそうです。犯罪者はこういう思考パターンが多いようです。ただ、犯罪者だけではなく、一般の人にも当てはまるようです。

 

周りの人で納得できない行動をしている人はいませんか?周りからは間違ったことをしているように見えても、本人からすれば正しいことをしていると思っているということです。

 

 

注意してもまったく変化しない人がいますよね。きっとその人の中では間違ったことをしていると思っていないのでしょう。

 

 

そんな人に注意を続けても、関係が悪化するだけです。相手の気持ちを理解した上で話すことが大事です。人を非難するのではなく、人を理解することに努めるのが大事。

 

 

実践してみたところ、その人との関係も良くなりました。やっぱり小言を言うのはよくないですね。相手のことを認めた上で関係を築くのが良いようです。

 

 

重要感を持たせる

人を動かす秘訣は、自ら動きたくなる気持ちを起こさせることである。

と書いてありました。

 

恐怖で人を動かすこともできるが、それでは報復や復讐などが跳ね返ってきます。人を動かすには相手のほしがっているものを与えるのがよいと。

 

 

 

人は誰しも、認められたいという願望を持っていて、それを満たしてあげると良いとのことです。

 

 

これはなかなか難しいのかもしれません。人を褒めるってことは恥ずかしいことの気もするんですけど。

 

 

でも、自分が褒められた時は嬉しいですよね。人にもできれば強いパワーを発揮できそうですね。

 

 

人の立場に身を置く

「人間の行動は、心の中の欲求から生まれる・・・だから、人を動かす最前の法は、まず、相手の心の中に強い欲求を起こさせることである。」

相手の立場にたって、相手がどうやったら動きたいと自ら思うかを考えます。

 

 

これも実践してみました。相手が仕事での実績が欲しいと思っていたので、自分の顧客を渡してみました。自分の欲しいものはよく相手に渡せっていいますけど、こちらのために動いてくれるようになりました。貰うだけの人もいますから、注意が必要だと思いますが、相手の立場にたって考えるのは効果的なようです。

 

 

まとめ

ほかにも「人を動かす」には人を動かすためのテクニックが書いてあります。この3原則だけでも十分に効果が出せそうですね。相手のことを認め、そして惜しみなく褒め、相手の立場にたって考えれる人が魅力的な人になるということですね。よかったら参考にしてみてくださいね。

 

人を動かす 文庫版

人を動かす 文庫版