首の寝違えを最短で治す方法。痛みに耐えながらストレッチしてませんか?
朝起きたら首が痛い。右にも、左にも向けない。うがいもできない。
寝違えの症状ですね。寝違えを最短で治す方法をお伝えします。
間違った対処は痛みを長引かせるだけです。
間違ったことをしてないかチェックしてみましょう。
首の寝違えとはどんな状態?
寝違えは首、肩の筋肉に炎症が起きている状態です。炎症が起きているので、その筋肉を使うと痛みが走ります。
首の寝違えの時は冷やすの?温めるの?
寝違えの程度にもよりますが、寝違えの急性期(痛みが出てから1〜3日程度)は冷やすのが効果的です。炎症が起きて腫れた筋肉の炎症をとってあげるイメージですね。ここで温めてしまうと腫れがひどくなり、痛みもひどくなり、治るのが長引きます。
寝違えの程度が軽く、炎症も起きてない場合は初期から温めても良いのですが、その判断はなかなか難しいので、迷ったら冷やす方がいいでしょう。その方が筋肉のダメージになることはありません。冷やしていて、筋肉がかたまる感じがして心地よくなかったら温める方に切り替えてもよいかもしれません。
首の寝違えを治すためにストレッチは効果的なのか?
寝違えを治すためにストレッチは効果的なんでしょうか?寝違えは筋肉の炎症なので、炎症が起きている筋肉をストレッチして伸ばすのはリスクが高いです。痛い筋肉をストレッチして悪化させる人も多くいます。
首の寝違えにマッサージは効果的なのか?
寝違えの時はマッサージも逆効果になります。腫れている筋肉をマッサージすると、更に血行が良くなり、炎症をさらに悪化させる原因になります。
首の寝違えに湿布は効果的なのか?
寝違えに湿布は効果があります。湿布には消炎鎮痛剤が入っていますので、炎症を抑えるのには効果的です。冷感、温感、どちらかがいいのかを迷われる方もいますが、冷感の湿布を選んでおいた方が無難でしょう。
首の寝違えを最短で治すためには?
まずは寝違え初期の炎症をいかに早くおさめるかが大事になります。痛みが出てる場所を氷嚢やアイスバック、保冷剤などで15分間冷やします。できれば2〜3時間おきに行うのが理想です。寝違え当日はお風呂も湯船に浸からない方がいいです。シャワー程度に済ませましょう。これを1〜3日続けます。
4日目以降は炎症も落ち着いていると思いますので、痛い部分や凝っている部分をマッサージします。1か所1分ぐらいを目安に広い範囲行いましょう。あまり長く同じ場所をマッサージしてもマッサージした筋肉が疲労してしまうので、あまりやりすぎないようにします。
お風呂にもゆっくりつかり、血行をよくしましょう。ホットタオルなどで首を直接あたためるのも効果的です。
首が少しずつ動くようになってきたら、前後左右、ねじる方向などにゆっくり動かして、可動域を広げていきます。
首の寝違えは繰り返す?
寝違えを起こして、湿布を貼るだけなどで筋肉の柔軟性を回復させないでおくと、筋肉は硬くなっていきます。そうすると、筋肉は伸びなくなるのでまた寝違えになる可能性が高くなります。ですので、寝違えを繰り返している人はしっかりしたケアを出来ていない可能性があります。
まとめ
寝違えは対処を間違えると、治るどころか長引いてしまうし、再発のリスクも高めてしまいます。この記事を参考に痛みのない生活を送っていただければと思います。